【IDEOS】 LeanFUSION 2.0 公開！

LeanFUSIONとは、FUSIONideosの開発でおなじみのFUSIONdev氏が開発しているIDEOS向けのカスタムROMです。
FUSIONdev氏はFUSIONideos v2.7.10を最後に引退していましたが、半年ぶりにIDEOS開発へと帰ってきました。

LeanFUSIONはIDEOSに完全に最適化されたAndroid 2.2.2 FroyoベースのROMです。
FUSIONideos開発の経験に基づき、軽量化のみに焦点を当てています。
多機能なROMのはたくさんありますが、速さ・シンプルさ・軽さに焦点を当てたROMをお探しの場合はここにあります。
もしあなたがFUSIONideos 2を好きだったならば、LeanFUSIONも気に入るでしょう。

特徴

カーネル面

• aorth氏のNoma カーネルを採用しました。
• Huawei U8150に最適化。
• マルチタッチに対応。
• Ext3 & Ext4ファイルシステムをサポート。
• BFS (Con Kolivas パッチセット)
• I/O スケジューラに noop/anticipatory/sio/bfq/vr(io) を搭載。
• クロック数は 30～748MHz (デフォルトでは600MHz)
• 調整リストに SmartassV2/interactive/interactiveX を搭載。
• zimageをLZO圧縮済み。(起動時に高速展開)
• その他多数の変更点。

システム面

• root権限取得・busybox導入済み

• システムアプリをODEX化

初回起動が購入直後のように高速になります。apkの隣にodexが配置されるため、dalvik-cacheフォルダの容量を多少節約できます。

• dalvik-cacheをキャッシュ領域へ移動

Link2SDを使わずとも、より多くの(165MB)アプリがインストールできます。/cache パーティションをフォーマットしてしまっても、LeanFUSIONは正確に再生成します。

• システムアプリをzipalign化

• システムアプリを最適化

RAMメモリを節約するため、すべてのPNGリソースを最適化しました。
また、読み込み速度を高速化するために圧縮率を下げました。

• RAMメモリ管理を最適化

Android 内蔵タスクキラーの設定を調整しました。

• FUSIONboost

FUSIONboostとは、メモリ管理の優先度を変更し、重要なシステムアプリのタスクが終了されにくくするためのシンプルなスクリプトです。
それらが頻繁に再描画されることがなくなり、システムのレスポンスが改善します。
電話アプリの通知と着信も高速化します。
電話以外では、サードパーティ製を含む多くのランチャー, キーボードなどに対応しています。

• FUSIONremix 2

FUSIONremixとは、IDEOSを最新の状態に保ちつつ空き容量を増やすためのシンプルなスクリプトです。
マーケットでシステムアプリをアップデートすると、システム領域に旧Ver、データ領域に新Verが重複して存在することになります。
FUSIONremixは、IDEOSの起動中に更新されたシステムアプリを内蔵メモりへ移動させ、Dalvikキャッシュも削除することでデータ領域を綺麗に掃除します。
また、対応したアプリをマーケットからインストールした場合、再起動するだけでシステム領域へ移動されます。
Link2SDの自動リンク機能をサポートしているため、安全に併用することができます。

新バージョンでは、アプリをodex化してapkとodexをシステム領域に移動させるようになりました。
この機能は、FUSIONremixにインスパイアされたAtl4ntis氏によって改良されました。

サポートされているアプリ:
ADW Launcher, ADW Launcher EX, Talkback, Soundback, Kickback, Google Play ストア, Gmail, Google マップ, ストリートビュー, Google 検索 & 音声検索, Google 翻訳, Google ドライブ, YouTube, Link2SD, No-Frills CPU Control, QuickPic, Superuser, Twitter

ユーザー体験

• ランチャーの代わりに軽量なADW Launcherを搭載しました。
• メールアプリ, ライブ壁紙を削除しました。
• CyanogenMod 7.2の着信音を搭載しました。
• バッテリーインジケータの%表示に対応しました。
• Android 4.0と独自の高速なアニメーションを搭載しました。
• 電源メニューに再起動&リカバリーモードを追加しました。
• 黒基調のテーマへ変更しました。
• hostsファイルによる広告ブロックを搭載しました。

修正点

• イタリアでの使用に最適化しました。
• APN一覧を更新しました。
• XDAのマルウェア対策パッチを適用しました。
• 規制帯域(Wi-Fiのチャンネル選択選択)を有効化しました。
• その他微調整を行いました。

導入方法

導入時に/dataが初期化されるため、Titanium Backupなどで事前にバックアップを取っておきましょう。

1. コチラの紹介記事を参考に、最新版のClockworkMod Recoveryを導入します。(導入済みの場合はスルー)
2. フォーラムからアップデータをダウンロードし、microSDカードへ書き込みます。
3. ClockworkMod Recoveryを開きます。
4. “install zip from sdcard”→”choose zip from sdcard”にて、転送した”LeanFUSIONv200fullinstall.zip”を選択し、決定します。
5. 導入には少し時間がかかるので紅茶でも淹れて待ちましょう。
6. 終了したら、”reboot system now”で再起動します。
7. 初回起動にはとても時間がかかるので先程の紅茶でも飲んで優雅に待ちましょう。
8. 無事に起動したら成功です。快適なLeanFUSIONライフをお楽しみください。