Eee Pad Transformer TF101が台湾で発売されてから11ヶ月。
はじめはAndroid 3.0だったのが、3.0.1、3.1、3.2、3.2.1と進み、そして4.0.3までアップデートされました。
それらを更に使いやすくしようと、何人もの人がROMの改造に挑戦してきました。
また、Android 4.0 Ice Cream Sandwichのソースコードが公開されると、それのビルドに挑戦する人も現れました。
Eee Pad Transformer TF101向けのカスタムROMが増えてきたので、ここでまとめてみます。
2012/10/18追記:Android 4.1 Jelly Bean情報を公開しました。
2012/05/19追記:最新の情報に更新しました。
2012/04/02追記:最新の情報に更新しました。
2012/03/17追記:最新の情報に更新しました。
2012/03/07追記:最新の情報に更新しました。また、評価を追加しました。
ASUS公式ROMベース
ASUS公式 Android 3.2.1 Honeycombベース
最古の人気老舗ROM。既に開発が停滞していて、このROMの長所は他のROMにも実装されており、これといった特徴はない。
評価:★★★☆☆
大人気カスタムROM。Revolver Partsというアプリでお手軽にシステム深部を変更できる。
評価:★★★★☆
単発で消えていったROM。特に記すことはない。
評価:★★★☆☆
ASUS公式 Android 4.0.3 Ice Cream Sandwichベース
一番乗りでASUS公式ICSベースのカスタムROMを出してきた。アプリの差し替え以外に目に見える変化はないが、システム深部の変更点が多く、とても高速に動作する。
評価:★★★★☆
大人気カスタムROMのICS版。まだRC版だが、フェイスアンロックの有効化やカスタム電源メニューなどが実装されている。
評価:★★★★★
カスタムカーネルを標準搭載しているのが特徴と言えば特徴。
評価:★★★☆☆
ソースコードベース
Android Open Source Projectベース
実用に耐えないレベルだが、初のICS移植。初期リリースのみで開発は終了。
評価:★☆☆☆☆
初の実用レベルのICS移植。AOSPを純粋にビルドしたものにGAppsを加えたもの。ASUS公式ICSのリリースと共に開発終了。
評価:★★☆☆☆
CyanogenModベース
CyanogenMod 9.0.0 RC0を純粋にビルドしたもの。既に開発はCyanogenMod公式に引き継がれている。
評価:★★☆☆☆
CyanogenMod 9 Nightlyをベースに独自機能を多数盛り込んだもの。Cornerstone搭載版もある。カーネルは公式のものを使用している。
評価:★★★★☆
CyanogenMod 9 Nightlyの公式ビルド。
評価:★★★☆☆
CyanogenMod 9の開発者がソースコードを追加修正してビルドしたもの。公式に採用される前に一足先に盛り込んでリリースしているので、いずれは本家にもこれらが採用される見込み。
評価:★★★★☆
その他のプロジェクト
Motorola XOOM向けに発足したTeam EosのTF101向けROM。AOSPをベースにいくつものタブレット向け拡張機能を搭載している。
評価:★★★☆☆
Team EOSのNightly版。
評価:★★★☆☆
Galaxy Nexus向けに発足したCodename AndroidのTF101向けROM。AOSPやCM9をベースにいくつものスマートフォン向け拡張機能を搭載している。
評価:★★★☆☆
CyanogenModに次いで大手のAOKP(Android Open Kang Project)をTF101向けにビルドしたもの。
評価:★★★☆☆
AOSPをベースに、CyanogenMod, AOKP, XoomDevなどの成果を盛り込み、更に独自機能も追加したいいとこ取りのROM。
評価:★★★★☆
その他
SamsungのTouchWizをTF101向けに移植したもの。ドライバ面での課題は残るが、非常に面白い試みである。
評価:★★☆☆☆
また増えたら随時追記していこうと思います。
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