Ubuntu 12.04 LTS Precise Pangolinでは、安定性の問題が見つかったことと、非常に遅いこと、そして二種類のサスペンドモードによって混乱が引き起こされるため、ハイバネートが無効化されています。
しかし、お使いの機種によっては問題なくハイバネートできることも多々あります。
そこで、自分の使用している機種がハイバネートに対応しているかどうかを確認し、可能ならば有効にする方法をご紹介します。
(ハイバネートとは、Windowsの休止モードのようなものです)
確認方法
- 手動でハイバネートを実行します。
- PCの電源が切れたら、再び手動で電源を入れます。
- 開いていたアプリや文書がそのままの状態で復元されたら成功です。
sudo pm-hibernate
ハイバネートが動作しない場合は、PCに搭載されているRAMメモリより、Linux Swapの方が容量が大きいことを確認してください。
有効化方法
- root権限でテキストエディタを実行します。
- 以下の内容を貼り付けます。
- “/etc/polkit-1/localauthority/50-local.d/com.ubuntu.enable-hibernate.pkla”へ保存します。
- 再起動してみて、LightDM(ログイン画面)やUnityの設定メニューにハイバネートの項目が追加されていたら成功です。
gksu gedit
[Re-enable hibernate by default] Identity=unix-user:* Action=org.freedesktop.upower.hibernate ResultActive=yes
また、これを行うことで”システム設定”→”電源の管理”でもハイバネートを選択できるようになります。
コメント
ハイバーネーションがバッチリ設定出来ました、有難うございました。