従来、Java は Apple が独自に提供していましたが、Java 7 では他OS同様に Oracle の提供となりました。
JDK 7 Update 6 では OS X でも全機能が使用できるようになったため、導入してみた方もいると思います。
しかし、JRE 7u6 のプラグインでは、正常に使用できない Java アプレットが多数ありました。
そこで、Java 7 のアンインストールを試してみたときのメモを記事にしておきます。
アンインストール方法
- “ユーティリティ”→”ターミナル”を開きます。
- JRE 7を削除します。
- JDK 7を削除します。
- Apple 謹製の Java SE6 の JRE へ戻します。
- “ユーティリティ”→”Java Preferences”を開き、Java SE 7 が削除されて Java SE 6 が選択されていることを確認します。
- Java コントロール・パネルを削除します。
sudo rm -rf /Library/Internet Plug-Ins/JavaAppletPlugin.plugin
sudo rm -rf /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.7.0_06.jdk
sudo ln -s /System/Library/Java/Support/CoreDeploy.bundle/Contents/JavaAppletPlugin.plugin /Library/Internet\ Plug-Ins/JavaAppletPlugin.plugin
sudo rm /Library/PreferencePanes/JavaControlPanel.prefpane
ここまでで作業は完了ですが、CoreDeploy.bundle 内にJava SE 7の残骸がまだ残っています。
気になる場合はこのファイルだけ TimeMachineで導入前の時点に復元すればいいのですが、一応初期化する方法も紹介しておきます。
初期化方法
- CoreDeploy.bundle を削除します。
- Java – OS X Lion 2012-004 をダウンロードし、インストールします。*
sudo rm -rf /System/Library/Java/Support/CoreDeploy.bundle
* 日本語版のページでは 2012-003 のままの表示ですが、実際には 2012-004 がダウンロードされます。また、パッケージ名は OS X Lion ですが、システム要件は Lion, Mountain Lion の双方に対応しています。
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