【IS01】 JB on IS01 ~IS01でAndroid 4.1.1 Jelly Beanの未来へ〜

JB_on_IS01.png SHARPに見捨てられたIS01も、有志によってAndroid 4.1.1 Jelly Beanの未来へ行くことが可能になりました。
それにより、現行最新のOSにまで追随している端末となりました。
それも、デュアルブートが可能となっているため、Android 1.6の世界を保ったまま移行できます。
というわけで移転前にご紹介した方法でroot化したベースバンド01.00.16の個体向けの導入方法をご紹介します。

更新履歴

  • 08月27日 タッチレスポンスをとフレームレートを改善。
  • 08月19日 サスペンドを有効化。Touch Response Trial。
  • 08月12日 ランチャーのグリッドの大きさを調整。音量キーを有効化。
  • 08月10日 Google Nowの音声検索を有効化。WiFiの安定性を改善。
  • 08月05日 Google Nowを有効化。
  • 08月04日 ブラウザの動作を修正。
  • 08月02日 WebKit/V8のクラッシュを修正。
  • 07月22日 安定性を向上。
  • 07月21日 初期リリース。4.1.1_r1ベース。ブラウザが不安定。

用意するもの

下準備

Mac/Linux の場合
  1. 最新版のJB on IS01(JBonIS01_********.tar.gz)を展開し、system.ext4.gzとubi.imgを取り出します。
  2. zipファイル2つを再圧縮します。
  3. zip Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.04.00.03.06.001.zip -O Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip
    zip gapps-jb-20120726-signed.zip -O gapps-jb.zip
Windows の場合
  1. 最新版のJB on IS01(JBonIS01_********.tar.gz)を展開し、system.ext4.gzとubi.imgを取り出します。
  2. “Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.04.00.03.06.001.zip”を一度を展開し、ディレクトリ構造を維持したまま、再度”Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip”として圧縮します。
  3. “gapps-jb-20120726-signed.zip”を一度を展開し、ディレクトリ構造を維持したまま、再度”gapps-jb.zip”として圧縮します。

導入方法

  1. 各ファイルをmicroSDへ転送します。転送には少し時間がかかるので茶葉でも用意して待ちましょう。
  2. adb push system.ext4.gz /sdcard
    adb push ubi.img /sdcard
    adb push Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip /sdcard
    adb push gapps-jb.zip /sdcard
  3. ae2breakを導入します。
  4. adb shell mkdir /data/local
    adb push ae2break /data/local/
    adb shell chmod 555 /data/local/ae2break
  5. Systemを/dataに展開します。展開には少し時間がかかるので紅茶でも淹れて待ちましょう。
  6. adb shell
    au
    rm -r /data/guest
    mkdir /data/guest
    mkdir /data/guest/data
    mkdir /data/guest/cache
    mkdir /data/guest/adreno
    mkdir /data/guest/gapps
    gunzip -c /sdcard/system.ext4.gz > /data/guest/system.ext4
    unzip /sdcard/Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip -d /data/guest/adreno
    unzip /sdcard/gapps-jb.zip -d /data/guest/gapps
  7. NANDロックを解除し、KernelをRecovery領域に焼きます。
  8. stop mediayamaha
    kill -9 `pidof mediayamahaserver`
    /data/local/ae2break
    flash_image recovery /sdcard/ubi.img
  9. JB on IS01向けのSwapファイルを作成します。
  10. dd if=/dev/zero of=/data/guest/swapfile bs=1048576 count=256
    mkswap /data/guest/swapfile
  11. JB on IS01へ再起動します。
  12. sync
    sync
    sync
    reboot recovery

初回起動にはとても時間がかかるので先程の紅茶でも飲んで優雅に待ちましょう。
正常に導入できていることが確認できたら、microSDに転送された3つのファイルは削除してしまっても構いません。

コメント

  1. kozya より:

    flash_image recoveryの後にNo space left on deviceと出ます。
    どうしたらいいでしょうか?

  2. takano より:

    質問、失礼します。新古品のBB07のIS01を手に入れ、root化までしたのですが、こちらの方法で、4.1.1にできますでしょうか?

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