JCROM Projectとは、日本独自のカスタムROMを作るプロジェクトです。
最新版はAndroid 4.1.1 Jelly Beanをベースとしており、現行最新のOSにまで追随しています。
JCROM on IS01とは、JB on IS01の成果を用いて有志がIS01にJCROMを移植したものです。
デュアルブートが可能となっているため、Android 1.6の世界を保ったまま移行できます。
というわけで移転前にご紹介した方法でroot化したベースバンド01.00.16の個体向けの導入方法をご紹介します。
更新履歴
- 08月27日 タッチレスポンスをとフレームレートを改善。
- 08月19日 サスペンドを有効化。Touch Response Trial。
- 08月16日 Phone UIがデフォルトとして設定。
- 08月14日 初期リリース。4.1.1_r1ベース。
用意するもの
- JCROM on IS01 最新版(Karma Chameleon様のTwitter アカウントより)
- Google Apps (Android 4.1.1向け)
- ICS向け公式グラフィックドライバ (要アカウント)
- ae2break
- サンプルテーマ
下準備
Mac/Linux の場合
- 最新版のJCROM on IS01(JCROMonIS01_********.tar.gz)を展開し、system.ext4.gzとubi.imgを取り出します。
- zipファイル2つを再圧縮します。
zip Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.04.00.03.06.001.zip -O Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip
zip gapps-jb-20120726-signed.zip -O gapps-jb.zip
Windows の場合
- 最新版のJCROM on IS01(JCROMonIS01_********.tar.gz)を展開し、system.ext4.gzとubi.imgを取り出します。
- “Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.04.00.03.06.001.zip”を一度を展開し、ディレクトリ構造を維持したまま、再度”Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip”として圧縮します。
- “gapps-jb-20120726-signed.zip”を一度を展開し、ディレクトリ構造を維持したまま、再度”gapps-jb.zip”として圧縮します。
導入方法
- 各ファイルをmicroSDへ転送します。転送には少し時間がかかるので茶葉でも用意して待ちましょう。
- ae2breakを導入します。
- Systemを/dataに展開します。展開には少し時間がかかるので紅茶でも淹れて待ちましょう。
- NANDロックを解除し、KernelをRecovery領域に焼きます。
- JCROM on IS01向けのSwapファイルを作成します。
- JCROM on IS01へ再起動します。
adb push system.ext4.gz /sdcard adb push ubi.img /sdcard adb push Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip /sdcard adb push gapps-jb.zip /sdcard adb push mytheme.zip /sdcard
adb shell mkdir /data/local adb push ae2break /data/local/ adb shell chmod 555 /data/local/ae2break
adb shell au rm -r /data/guest mkdir /data/guest mkdir /data/guest/data mkdir /data/guest/cache mkdir /data/guest/adreno mkdir /data/guest/gapps gunzip -c /sdcard/system.ext4.gz > /data/guest/system.ext4 unzip /sdcard/Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip -d /data/guest/adreno unzip /sdcard/gapps-jb.zip -d /data/guest/gapps unzip /sdcard/mytheme.zip -d /sdcard
stop mediayamaha kill -9 `pidof mediayamahaserver` /data/local/ae2break flash_image recovery /sdcard/ubi.img
dd if=/dev/zero of=/data/guest/swapfile bs=1048576 count=256 mkswap /data/guest/swapfile
sync sync sync reboot recovery
初回起動にはとても時間がかかるので先程の紅茶でも飲んで優雅に待ちましょう。
正常に導入できていることが確認できたら、microSDに転送された3つのファイルは削除してしまっても構いません。
コメント
この作業はPC必須かなー
romファイルがubuntuoneのサービス中止に伴ってDLできなくなってるんですが、ライセンス上問題がなくて、まだそのファイルを持っているならgoogledriveなどにアップロードしてもらえないでしょうか?
IS01で未来を目指す同士たちへ。
https://drive.google.com/open?id=0Bw14gWlhfGr0fjBSeXNXOHRuODNvUHBQdW5JTkZ5ZVF1YjZyaW1fT0RPVTFCNFBuV2doUDA
これを残す。
よく弄って使ってくれ