MacTypeとは、フォントのアンチエイリアス描画を改善するための、32/64bitのWindows XP以降に対応したソフトウェアです。
Windowsの汚いフォント描画を、Linux等で高評価を受けているFreeTypeで描画することができます。
昨年紹介したgdi++/gdippや、その類似アプリezgdiに比べ、高い互換性と機能の豊富さが特徴です。
MacTypeは2ちゃんねる発のGDI++や、その他複数のソフトウェアをベースにして中国で開発されています。
Windowsを作成しているMicrosoftは米国企業なので、a~zまでの文字さえ綺麗に描画できれば問題ありませんが、我々日本人や、漢字のみで表記する中国人にとってはフォントの綺麗さは重要です。
移転前のgdi++/gdippについての記事のアクセスが最近また増えているようなので、こちらもご紹介しておきます。
ダウンロードは公式サイトより可能です。
特徴
- 最新のOSにも対応している。(32/64bit対応のほか、Windows 8対応まで)
- 起動方法を5種類の中から選べる。(後述)
- 様々なプロファイルが最初から同梱されている。(オススメは”LCD”)
- ウィザード形式で簡単に自分好みのプロファイルを作成できる。
- Mac OS Xのフォント描画に似せてある。*1
- 最新のアプリケーションとの互換性が高い。(Chromeなど) *2
- 一部のJava アプリケーションにも対応している。(V2Cなど)
*1 Mac上でBootCampや、Parallels Desktop, VMWare FusionなどでWindowsを実行している人にもお勧めできます。
*2 Chromeについては右図のような結果です。
オススメの使用方法
- まずはMacTray 独立モードで使用する。
- まずはLCDプロファイルなどのプロファイルを試してみる。
- 気に入るものがなかったら、MacTunerでプロファイルを作成してみる。
- 描画結果に満足し、それ以上設定を変更しなくなったらレジストリモードに移行します。
日本語化について
MacTypeは中国人の手で日本語化がされているため、とても分かり辛くなっています。
そこで、私が適当に翻訳し直しましたので、コチラにファイルを置いておきます。
“C:\Program Files\MacType\languages”にある”Japanese.lng”を置き換えて使用してください。
コメント
Windowsを作成しているWindows
Windowsを作成しているMicrosoft
ご指摘ありがとうございます。
訂正しておきます。
MacTypeは中国人の手で日本語化がされているため、とても分かり辛くなっています。
そこで、私が適当に翻訳し直しましたので、コチラにファイルを置いておきます。
“C:\Program Files\MacType\languages”にある”Japanese.lng”を置き換えて使用してください
と書いてありますがダウンロードしようとすると違うサイトに飛んでしまいます。
どうしたらダウンロードできるのでしょうか?