5月 042012
 
この記事の所要時間: 55

ICS_on_IS01_4_0_4.png SHARPに見捨てられたIS01も、有志によってAndroid 4.0.4 IceCream Sandwichの未来へ行くことが可能になりました。
それにより、現行最新のOSにまで追随している端末となりました。
それも、デュアルブートが可能となっているため、Android 1.6の世界を保ったまま移行できます。
というわけで移転前にご紹介した方法でroot化したベースバンド01.00.16の個体向けの導入方法をご紹介します。

2012/07/06追記: 最新の情報に更新しました。
2012/06/03追記: 最新の情報に更新しました。

更新履歴

  • 10月15日 OMXCodec のフレームレートを改善。
  • 08月30日 JB on IS01 のパッチをバックポート。
  • 07月06日 確保メモリが減少。CPUのオーバークロックに対応。
  • 07月01日 OMXCodecが有効になり、音声検索に対応。
  • 06月03日 Phone/Tablet UIの切り替えに対応。
  • 05月30日 スピーカー音声出力に対応。
  • 05月10日 ふたを閉じたら画面消灯に対応。
  • 05月06日 GPSに対応。方向キーの回転に対応。
  • 05月01日 トラックボールに対応。4.0.4_r1.2ベース。
  • 04月30日 加速度センサーに対応。
  • 04月27日 トランジションアニメーションに対応。
  • 04月25日 GPU アクセラレーションに対応。
  • 02月03日 root権限の問題を修正。描画バッファをCyanogenMod 6のものに変更。
  • 01月26日 カーネルでIPv6をサポート。Google Appsに対応。
  • 01月22日 ブラウザを安定化。キーボードレイアウトの改善。
  • 01月19日 ランチャーを安定化。マルチタッチに対応。日本語フォントを搭載。
  • 01月16日 ブラウザを安定化。(グラフィック設定を除く)
  • 01月15日 qsd8k向けの描画バッファを改善。
  • 01月14日 アニメーションスケールをオフに設定。
  • 01月10日 Wi-Fi接続に対応。
  • 01月03日 タブレット版へ。ネットワークには非対応。
  • 12月16日 初期リリース。yuntan氏のものを複製。4.0.3_r1ベース。

用意するもの

導入方法

  1. 最新版のICS on IS01(ICSonIS01_********.tar.gz)を展開し、system.ext4.gzとubi.imgを取り出します。
  2. “Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.04.00.03.06.001.zip”を一度を展開し、ディレクトリ構造を維持したまま、再度”Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip”として圧縮します。
  3. 各ファイルをmicroSDへ転送します。転送には少し時間がかかるので茶葉でも用意して待ちましょう。
  4. adb push system.ext4.gz /sdcard
    adb push ubi.img /sdcard
    adb push Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip /sdcard
    adb push gapps_ics_4.0.3_v10.zip /sdcard
  5. ae2breakを導入します。
  6. adb shell mkdir /data/local
    adb push ae2break /data/local/
    adb shell chmod 555 /data/local/ae2break
  7. Systemを/dataに展開します。展開には少し時間がかかるので紅茶でも淹れて待ちましょう。
  8. adb shell
    au
    rm -r /data/guest
    mkdir /data/guest
    mkdir /data/guest/data
    mkdir /data/guest/cache
    mkdir /data/guest/adreno
    mkdir /data/guest/gapps
    gunzip -c /sdcard/system.ext4.gz > /data/guest/system.ext4
    unzip /sdcard/Adreno200-AU_LINUX_ANDROID_ICS_CHOCO_CS.zip -d /data/guest/adreno
    unzip /sdcard/gapps_ics_4.0.3_v10.zip -d /data/guest/gapps
  9. NANDロックを解除し、KernelをRecovery領域に焼きます。
  10. stop mediayamaha
    kill -9 `pidof mediayamahaserver`
    /data/local/ae2break
    flash_image recovery /sdcard/ubi.img
  11. ICS on IS01向けのSwapファイルを作成します。
  12. dd if=/dev/zero of=/data/guest/swapfile bs=1048576 count=256
    mkswap /data/guest/swapfile
  13. ICS on IS01へ再起動します。
  14. sync
    sync
    sync
    reboot recovery

初回起動にはとても時間がかかるので先程の紅茶でも飲んで優雅に待ちましょう。
正常に導入できていることが確認できたら、microSDに転送された3つのファイルは削除してしまっても構いません。

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