前回のChrome 20では新機能追加がなかった分、今回は一段と盛り込んできました。
特に、新OS対応とゲーム機能の強化が主な更新点となっているようです。
2012/08/24追記: Chrome OS 21 Stable のリリースに伴い、記事を強化しました。
更新内容
- Metro UIに対応しました。(Windows 8 )
既定のブラウザに設定するとMetro アプリとして動作するようになりました。
- Retina Displayに対応しました。(Mac OS X)
新しいMacBook Pro Retinaディスプレイモデルにもさっそく対応しました。
- GamePad JavaScript APIを搭載しました。
Native Clientだけでなく、JavaScriptでもゲームパッドが使用可能になりました。
Chrome Web Storeを中心にゲームアプリの提供が展開されることが予想されます。
- HTML5 WebRTCのgetUserMedia APIを搭載しました。
Web アプリでウェブカメラやマイクが使用可能になりました。
すでに、手を振って木琴を演奏する”Magic Xylophone”や、Web カメラにリアルタイムでエフェクトをかける”Webcam Toy”などが公開されています。
- Google Cloud Printが改良されました。
印刷ダイアログにGoogle Cloud Printが統合され、対応プリンタ, Google ドライブ, モバイル版Chromeから簡単に印刷することができるようになりました。
- Chrome Web ストア以外から拡張機能をインストールできなくなりました。
これはセキュリティ上の配慮で、どうしてもインストールしたい場合は.crxファイルや.user.jsファイルを拡張機能画面へドロップすればインストールできます。
- CSS media queriesの(:pointer)と(:hover)に対応しました。(Windows)
Windowsにてタッチスクリーンに最適化されたUIのサイトを閲覧できるようになりました。
- 24-bit PCM wave形式のWebAudioに対応しました。
- アプリ一覧を一新しました。(Chrome OS)
- 自分の好きな壁紙に変更できるようになりました。(Chrome OS)
- ユーザープロフィール画像が追加されました。(Chrome OS)
- LTE/WiMAX接続をサポートしました。(Chrome OS)
- USB/HDMIオーディオデバイスやワイヤレスゲームパッドをサポートしました。(Chrome OS)
- 3本指のタップ/クリックを中ボタンとして扱うようになりました。(Chrome OS)
- サンドボックスによるセキュリティ機能を追加しました。(Chrome OS)
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