Chrome 21/22に引き続き、HTML5がより一層強化されているほかに、プライバシー強化も行われました。
更新内容
- GPU アクセラレーションに対応した動画デコードに対応。(Windows)
動画再生時に25%ほどの省電力化が見込めます。
- ウェブサイトごとに各権限を設定できるように。
画像, Javascript, プラグイン, ポップアップ, 現在地, 通知, 全画面表示, マウスのロック, メディアを個別に拒否できます。
- Do Not Track 要求の送信に対応。
閲覧行動追跡をさせないようにサイト側に要求する機能です。尊重するかどうかはサイト側に委ねられます。
- HTML5 WebRTC の PeerConnection API をサポートしました。
Chrome 21にて対応したgetUserMedia APIと組み合わせることで、音声・動画を用いて通話するWebアプリが作れるようになります。
- HTML5 Video の track 要素をサポートしました。
字幕, キャプション, 説明, チャプター, メタデータなどを追加することができます。
HTML DOMやJavaScriptなどでコントロールすることも可能です。
- HTML5 の MediaSource API をサポートしました。
PCやネットワークの状況によって動画品質を自動で切り替えられるようになりました。
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